アドセンスのサイトにサーチコンソールからパンくずリストの警告が来た!警告の意味と改善策

前書き

先日、サーチコンソールからエラー警告のメッセージが来ました。サーチコンソールから来るエラーメッセってドキドキしますよね(笑)。

で、そのエラーの内容というのが、

パンくずリストhttps://ドメインで問題が検出されました。https://ドメインの所有者様Search Console により、貴サイトに影響する「パンくずリスト」関連の問題が 1 件検出されました。主な警告警告は、サイトの改善のための推奨項目です。警告によってはdata-vocabulary.org schema deprecated上記の問題をできる限り解決されることをおすすめいたします。

というようなものです。

僕はアドセンスのブログを運営していますが、ワードプレスに関しては無知な方でして、このメッセージが何を意味しているのか全くわからずネットで調べまくったんです。

で、やっと意味が分かりましたのでブログネタにしようと思いましたので、困っている方は参考にしてみてくださいね!

自分のサイトはシンプリシティである

僕がアドセンスで運営しているサイトのテーマはシンプリシティ2です。今回のメッセージはシンプリシティなどの昔からあるテーマを使用している人にきている傾向があるようです。

実際に今この記事を書いているこのブログはcocoonというテーマを使用しているんですが、上記のような警告メッセージは来ていません。

じゃあこの二つに何の違いがあるのかと言いますと、パンくずリストのHTMLの記載方法に違いがあるみたいなんですね。

では詳しくみていきましょう!

警告の内容

警告内容について詳しくみていきますと、問題が発生しているのは「パンくずリスト」に関わる項目のようで、その詳しい問題は「data-vocabulary.org schema deprecate

」だと言うことです。この英語意味ですが「data-vocabulary.orgという文字列は古くて流行ではありませんよ。Googleでは推奨していませんよ。」という意味です。

で、そのdata-vocabulary.orgがなにかと言いますと、パンくずリストを構成しているHTML文字列の一つなんです。

ワードプレスでテーマを使用している場合はそのテーマのHTMLに依存しますので、使っているテーマによってはこの文字列が使われています。

で、なぜ今までエラーが出ていなかったのに、今年に入ってから急にエラー警告が来たのかと言いますと、Googleのウェブマスターから以下のような通知があったんです。

202046日より、data-vocabulary.orgマークアップは、Googleのリッチな結果機能の対象外となります。
https://webmasters.googleblog.com/2020/01/data-vocabulary.html?m=1

つまり、data-vocabulary.orgを使用していると、パンくずリストが認識できなくなって、検索結果の表示に悪影響がある「かもしれません」よということですね。

うーん、正直ちんぷんかんぷんで意味が分かりませんでしたね。

で、結局どうすればいいのかと言いますと、次の章で記載していきます。

警告に対する改善方法

改善方法は3つあります。

  1. HTMLを書き換える。
  2. テーマを変更する。
  3. テーマが更新されるまで待つ。

この選択肢になります。細かく見ていきましょう。

1、HTMLを書き換える

この方法は初心者にはお勧めしません。僕はこの方法は実践していません。

どのようにするのかと言いますと、現在使用中のテーマのdata-vocabulary.orgという文字列を全てschema.orgに置き換えます。

言葉で言うのは簡単ですが、HTMLを書き換えるのはサイトのレイアウトが崩れたり、最悪の場合はサイトが表示されなくこともあるのでしっかり下調べをしてから実行する様にしてください。

ちなみに、今回は実践していませんので、方法を記載してくれているサイトを掲載しておきますね!

パンくずリストの問題検出(エラー)を解決する方法【schema】 – シマの公式ブログ

2、テーマを変更する。

ワードプレスでは簡単にテーマを変更できます。これをうまく利用して今回の警告を改善することもお勧めです。

特に、僕の場合はシンプリシティを使用していますので、その後継テーマにあたるcocoonに変更するのが手間も少なく、サイトの雰囲気もよりおしゃれなものにできるのでいい選択です。

僕はこの方法で警告を回避しました。

とは言っても、デメリットももちろんありますので、お話しておきます。

デメリットは、

  1. アナリティクス、アドセンスコードなどの貼り直し。
  2. テーマをカスタムしていた場合はそれが無効になる。
  3. サイトのデザインが崩れることがある。
  4. プラグインの相性が悪くなることがある。

などです。

ですが、不慣れなHTMLコードの書き換えに何時間もかけて失敗するリスクを背負うよりは成功率は高いです。

事前にサイトのバックアップ取っておけばすぐに元に戻して再挑戦することも容易です。

僕のようにシンプリシティを使用している人はテーマの変更がお勧めですが、有料テーマを使用している人は、簡単にテーマの変更なんてできませんよね。そこで、3つ目の選択肢です。

3、テーマが変更されるまで待つ。

今回のエラー警告はあくまでも、「警告」です。実質的なペナルティや検索結果への影響はないと言われています。

つまり、4月6日まではまだまだ時間があるわけです。

で、有料テーマの開発者様達はテーマの更新に熱心ですので、もし警告が出ていたとしてもきっと対策をしてくれることでしょう。

実際に、シンプリシティの開発者様も早々にアップデートをしてくださって既に今回のエラー警告にも対応しています。

有料テーマを使用していて、現在も警告エラーが出ていても、近いうちにテーマをアップデートしてくれると思いますので、それを待つことも解決策と言えるでしょう。

まとめ

今回の警告はあくまでも警告です。あまり神経質になる必要はありませんが、サイトを運営しているとこういった警告は今後も発生するでしょう。

警告が発生する度に後回しにしてしまうといざと言う時に対応できなくなってしまうこともあるでしょう。今回の警告を機に対処する方法やその調べ方などを勉強しておきましょう!

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